2015.10.02 調査・統計
JADMA、特商法見直し中間整理の意見書提出
(公財)日本通信販売協会(JDMA)は9月30日、特定商取引法見直しの中間整理に関する意見書を、消費者委員会委員長の河上正二氏と消費者委員会特定商取引法調査会宛てに提出した。
同意見書では、消費者保護と悪質業者排除の視点からの罰則強化などの仕組みづくりに対しては賛成するが、善良な事業者が新たな法規制を遵守するためにコストを商品価格に上乗せするような規制導入に対しては反対する、としている。
苦情相談の発生率について、PIO-NETの統計による通販の相談件数25万件は、アダルト情報サイト・出会い系サイト・オンラインゲームが上位を占めるネット通販17万件を除き、残りの8万件を通販業界の契約件数を基に苦情発生率を算出すると0.0098%となる。このことから、PIO-NETの相談件数は、善良な事業者よる取り引きや被害にあっていない消費者と比較すると少数であるため、規制強化の立法事実としての根拠が極めて希薄である、としている。
その他、電話勧誘販売規制、虚偽・誇大広告に関する取消権、通信販売事業者の表示義務、事前参入規制の導入について反対の立場を表明した。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【EC事業者様向け】ECを最短で軌道に乗せる最新のソリューションとは?
-
2
2024年プライムデー速報
-
3
越境ECウェブインバウンド白書2024
-
4
EC売り上げを最大化するマルチチャネル商品戦略
-
5
ECでの商品購入に直結するデジタル広告の実態調査
ニュースランキング
-
1
Rcawaiiで「Happie nuts」復刊キャンペーン
-
2
年末年始、4割が帰省・旅行を中止に…電子マネーでお年玉送金も
-
3
アマゾン、2020年~23年に静岡県へ総額55億円超を投資
-
4
【11月23日9時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
5
ヤマト運輸、ポイント贈呈キャンペーン「宅急便大還元祭」を開始