「ブラックフライデー」セールでの購入者が２割

　同調査によると、買い取り希望の品物を集荷し、査定完了後に同意した金額が支払われる「宅配買取サービス」の認知度は７４％。このうち「利用したことがある（買い取ってもらったことがある）」と答えたのは２０．５％、「知っているが利用したことはない」と答えたのは５３．５％だった。

　また、「メルカリＮＯＷ」や「ＣＡＳＨ」など、不要品を写真撮影して鑑定し、査定額を承諾すれば入金される「即時買取サービス」の認知度は６２％に。その一方で、利用経験者は１０％にとどまった。

　１１月開催のＥＣセール利用状況については、この時期のセールを狙って商品を購入したと答えた人の割合は「ブラックフライデー」が１９．８％、「いい買い物の日」が１４．９％、「独身の日」が９％という結果に。購入に至った人の割合は限られていたものの、「ブラックフライデー」の認知度が７７．９％に達するなど、１１月開催のセールとしての知名度が高まってきている様子がうかがえた。ちなみに、１１月に「ＥＣサイト（またはアプリ）で商品を購入」した人は４０．４％で、１１月に購入した総額が「１万円以上」と答えた人は４３．９％だった。

ＡＩスピーカー、５１％が「普及すると思う」

　ＡＩ搭載のスマートスピーカーについては、「所持している」と答えた人は６．３％、「知っていて興味がある」と答えた人は３０％に。一方、「知っているがあまり興味はない」は３３．４％に達し、最も回答が多かった。また、スマートスピーカーが今後普及するかについては、５１．６％が「ＥＣ利用時のデバイスのひとつとして普及すると思う」と回答。年代・性別では、男性６０代（６４．１％）、女性３０代（５８．３％）で「普及する」と答えた人の割合が高かった。

　着用するだけで約１万５０００カ所のサイズを採寸できる「ＺＯＺＯＳＵＩＴ（ゾゾスーツ）」については、「所持している／注文した」（６．１％）、「知っていて興味がある」（１５．３％）、「知っているが興味はない」（１６％）、「知らなかった」（６２．６％）という結果に。年代別では、「興味がある」と答えたのは、１０代が４１％、２０代が３４％、３０代が２３％、４０代が１７％、５０代が１４％、６０代が９％で、若年層ほど関心が高かった。