2018.11.14 ECモール
「楽天ふるさと納税」ラップバトル、初代王者は「香川県多度津町」
楽天(株)は13日、ふるさと納税サイト「楽天ふるさと納税」で地域振興に力を入れている自治体を応援するイベント「楽天ふるさと納税 ご当地対抗返礼品ラップバトル2018」を初開催。全国から岐阜県美濃加茂市、岐阜県飛騨市、山梨県富士吉田市、香川県多度津町の4自治体が参加し、各自治体の職員らが地域の観光資源や名産品などを歌詞にしたラップでご当地返礼品をアピールした。
4自治体が返礼品をラップでPR
最優秀賞は香川県多度津町の「蒼のダイヤ ラップ」が受賞した。同町では以前、ぶどう栽培がさかんだったが、後継者不足などの理由で衰退し、現在は県からの提案でオリーブ栽培にシフト。オリーブオイル『蒼いダイヤ』は新たな県産品となり、同町の返礼品にもなっている。
歌詞は「赤いダイヤ(ぶどう)の歴史伝統 受け継いだ蒼いダイヤの誕生 瀬戸内にある小さな町 畑をもう一度耕し 再び愛が実りました 多度津町オリーブ蒼のダイヤ」といったストーリー仕立ての内容で、バラード調のメロディーに乗せたラップで会場を盛り上げた。ラップの講師役で、同イベントのMCを務めたラッパーのマチーデフ氏は「こんな感動なストーリー、誰が作ったんですか!」とコメントするなど、歌詞とメロディーがマッチした完成度が高いものだった。
左から香川県多度津町政策観光課の今泉良平氏、同課の植松肇氏、
ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢氏
最優秀賞を受賞した香川県多度津町政策観光課の植松肇副主幹は「普段、カラオケに行くこともないのですが、こんな自分がラップを歌うことになるとは」「ラップ最高!」と話し、同課の今泉良平主任主事は「びっくりしています。緊張しっぱなしでしたが、うれいしいです」とコメントした。
優秀賞は岐阜県飛騨市の「蓬莱秘蔵酒 ラップ」
優秀賞は岐阜県飛騨市の「蓬莱秘蔵酒 ラップ」。飛騨市の都竹淳也市長が自ら飛騨弁を盛り込んだラップを歌い、飛騨市の酒蔵・渡辺酒造の地下に眠る秘蔵の大吟醸酒をアピールした。
「この酒だけはかにして」「せれ やんだせ」と、返礼品を増やすべく、渡辺酒造の
秘蔵酒の商品化を迫る都竹市長。商品化のやり取りをコミカルなラップで再現した。
「今のうちに乗りに来ないと──」と観光誘致をアピールした「長鉄ラップ」
岐阜県美濃加茂市の「長鉄ラップ」。観光列車の長良川鉄道をPRしつつ、
「慢性的に資金不足」「いつなくなるかマジわからないぞ」と自虐的な歌詞で笑いを誘った。
「吉田のうどん 日本一」と吉田うどんぶりちゃんも応援
山梨県富士吉田市の「吉田うどん ラップ」。ゆるキャラの吉田うどんぶりちゃん(左)と一緒に
「吉田のうどん 日本一」「披露宴のシメに出る」と、返礼品『富士五湖セット』をPRした。
楽天執行役員の野原彰人氏は「ふるさと納税では、返礼品にスポットが当たりがちだが、実際は裏で自治体の皆さんがPRのために頑張っている。そのことをフューチャーするために、今回のイベントを開催した。はじめての企画だったが、非常に盛り上がった。皆さんの熱意が伝わった」と総括した。
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