2019.12.26 マーケティング
令和のアフィリエイト戦略、収益化を目指せる商材とは?
「アフィリエイトは今でも収益が出るのか」。折に触れて聞かれる疑問です。
食事から美容まで、さまざまなジャンルでEC化が主流となり、アフィリエイト業界は今後も盛り上がっていくと考えられます。
とはいえ、競合の増加とコアアルゴリズムアップデートという2つの要素を意識して、戦略を練っていかなければ望むような収益は望めません。
アフィリエイト市場は「まだ」儲かるのか?
国内アフィリエイト市場は2015年度から右肩上がりです。そして、市場そのものは今後も成長していくと予想されます。
理由としては、冒頭で述べた通りこれまでになかった業種のEC化が考えられます。
しかし、読者に有益かつ安全な情報を提供しているかどうか、という点では今まで以上に厳しく規制がされていくと予想されます。
健康食品や美容機器(脱毛マシン)など、コンテンツが消費者の安全に直結するジャンルであれば、効果を断定するような、いわゆる煽りコンテンツは駆逐されていく可能性があります。
コンテンツの信憑性や有益性は、Googleが最も大切にしている指針のひとつです。これはコアアルゴリズムアップデートと呼ばれる、年数回のサイト評価基準の見直しにも反映されています。
そのため、選ぶ商材だけでなくコンテンツの質が非常に重要になっていくでしょう。
また、市場に参入するのは個人のアフィリエイターだけではありません。豊富な予算を投じて、レッドオーシャンでの覇権を取ろうとする企業も多いです。
そのため、扱う商材や自身のブランディングが非常に重要になります。
これからアフィリエイト商材を決めて、コンテンツを配信していくことを検討している方は、まずは次に紹介する3つのことを意識してみましょう。
1 トレンド商材を扱うことで、検索上位に躍り出ることも。
基本的にロングテールとなる商材を扱うことで、長期的な収益が見込めます。ロングテールとは、検索するユーザーが少ないながらも一定数存在しているというジャンルです。
ロングテールを狙うというのはSEOの観点でも重要な考え方です。しかし、スタートアップ段階であれば、まずは現在トレンドになっている商材を扱うことで、まずはGoole検索上位を目指すのも方法です。
ドメインそのものが強くなるため、その後ロングテール商材に切り替えていく際にも上位表示される可能性が高まります。
2 ブルーオーシャンか。レッドーオーシャンか。
高い収益性を見込めるジャンルでは、当然、多くの競合が予想されます。
多くの資金を投じて、大量かつ良質なコンテンツを投下することで、検索表示をハックすることを目指す企業は実に数多くいると考えておきましょう。
小規模でスタートする場合はブルーオーシャンとなるニッチ商材を選ぶのもひとつです。これはブランディングにも直結します。
ニッチなジャンルながらもその分野で確固たる地位を築くことで、市場を独占することも夢ではないでしょう。
3 情熱を持ってコンテンツを制作できるか
最後に、SEOの知識などは言うまでもなく求められますが、一番重要視すべきは「自分がそのジャンルを好きかどうか」という点です。
アフィリエイトで一定の成果が出るまではある程度の期間を要することがほとんどです。コンテンツ配信などの継続は不可欠なので、好きなものではないと続けにくい、というのが主な理由です。
例えば、アイドルグッズやレコードの買取などは、常に一定のニーズがあると考えられますが、好きでない人がリサーチをしたり、コンテンツを手がけるのは苦痛になりやすいのではないでしょうか。
そのため、自分が情熱を注げるジャンルを選ぶ、あるいは特定のジャンルに長けたコンテンツ制作者をマネジメントすることは、今後の結果を大きく左右します。
▼アフィリエイトに関する資料一覧はこちら
▽アフィリエイトに関する記事一覧はこちら
▼アフィリエイトに関する資料一覧はこちら
▽アフィリエイトに関する記事一覧はこちら
最新!アフィリエイト商材の具体例
「アフィリエイト商材をどう決めたら良いか分からない」というのもよくある悩みです。
商材を決める方法はいくつかありますが、まずは商材を「季節の商材(トレンド商材)」と、「通年商材」のふたつに分けて、どちらが良いかを検討していく方法が簡単です。
どれだけ自分が好きなジャンルを選んだとしても、それがトレンド商材であれば、流行が去っていくとともに、アフィリエイト収益が減ってしまう可能性があります。季節によってニーズが大きく変動する商材も同様です。
季節の影響を受けるアフィリエイト商材
ブライダルや食材宅配、パーソナルジムなどは、季節によって消費行動が大きく左右される可能性があります。
そのほかにも、フラワーギフトや、資格取得講座なども季節の影響を受ける例として挙げられます。これらは事前に綿密なリサーチが必要です。
適切なタイミングでコンテンツを投下することで、大きな収益になる可能性もあるため、まずは「対象の商材はどの時期に一番ニーズがあるか」ということをリサーチしましょう。
通年のアフィリエイト商材
通年のアフィリエイト商材例としては、転職や副業などのジャンルが挙げられます。
ただし、検索をすれば一目瞭然ですが競合が多いのも難点です。
そのほかにも、ペット関連のアフィリエイトであれば継続性も期待できます。メンズのコスメティクスや脱毛。ホットヨガなどは近年のトレンドとして、多くのユーザーが関心を持っています。
自身の得意分野や資金力などと照らし合わせて、こうした通年のアフィリエイト商材を選んでいくことも考えてみましょう。
まとめ
アフィリエイト収益を大きく左右する商材の選定は非常に重要なステップです。
パーセプチャルマッピングなどで自身の立ち位置を明確にしてから、参入していくジャンルを決めましょう。
しかし、収益化が楽にできる良い商材があるわけではありません。サイト構築やコンテンツのクオリティなどこだわるべき点は多いです。
不安な場合は参入障壁が少ないジャンルを調べて、徐々に自分とドメインの力をつけていくことも大切です。
▼アフィリエイトに関する資料一覧はこちら
▽アフィリエイトに関する記事一覧はこちら
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【EC事業者様向け】ECを最短で軌道に乗せる最新のソリューションとは?
-
2
2024年プライムデー速報
-
3
越境ECウェブインバウンド白書2024
-
4
EC売り上げを最大化するマルチチャネル商品戦略
-
5
ECでの商品購入に直結するデジタル広告の実態調査
ニュースランキング
-
1
ローソン、ふるさと納税に参入 大手コンビニで初
-
2
au PAY マーケット、今年最後の「ライブTV大感謝祭」を開催
-
3
アマゾン、配送パートナーに感謝を伝えるキャンペーン開始
-
4
【12月3日15時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
5
公取、オフィス家具のイトーキに警告 物流事業者への委託業務めぐり独禁法違反の恐れ