2020.02.06 調査・統計
キャッシュレス決済の印象「支払いがスピーディー」「お得」
「スピーディー」「お得」な印象
両社は、政府主導の「キャッシュレス・消費者還元事業」を受け、その認知度や利用状況などを調査。第1弾として1月に、「事業は9割が認知」「4割が事業の実施後に利用が増えた」ことなどを明らかにしていた。今回は、キャッシュレス決済を利用している「人」や、キャッシュレスの「種類」などに焦点を当て、第2弾として公表した。調査対象は、月に1回以上キャッシュレス決済を利用している20~69歳の男女1500人。
使う理由トップは「ポイント」
キャッシュレス決済を使う理由は「ポイントが貯まる」がトップで、特にクレジットカードでは41.4%と最も高かった。電子マネー(カード型タイプ)は「素早く会計したい」が最も高い理由。QRコード決済は「キャンペーンが魅力」が、ほかの種別と比べて高かった。
安心・利用可能箇所・簡単を重要視
キャッシュレス決済全体に求めるものは、「ポイントが貯まりやすい」(49.5%)、「安心して利用できる」(46.5%)」、「利用できる場所の多さ」(43.1%)」、「簡単に利用できる」(37.7%)」と4項目が高い回答となった。年代別では、若年層は「ポイントが貯まりやすい」が高いが、50代以上になると「安心して利用できる」という点が重要視されていた。
ポイント還元事業が終了した後のキャッシュレス決済利用頻度は、「増えると思う」(18.6%)が、「減ると思う」(12.9%)」を約5ポイント上回った。男性の20代と30代、女性の20代は「増える」が多く、女性の50代は同数値。女性の60代は、「減る」が「増える」を上回り、若年層ほどキャッシュレスへの期待が大きいことがわかった。
調査結果を踏まえて両社は、キャッシュレス・消費者還元事業の後も、日本ではキャッシュレスの拡大が期待されていると同時に、キャッシュレス化に向けて事業者が取り組むべきテーマは、「お得」「安心」「利用場所」「簡単」であることが分かった。幅広い年齢層のため、より多くの場所で安心して利用できる環境、また「お得で簡単に利用できるキャッシュレス決済方法」を、持続的に社会に浸透させることが必要だとしている。
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