楽天(株)が運営するフリマアプリの楽天「ラクマ」は14日、サービス開始から8周年を迎えた。これを記念し、年度別・都道府県別の売れ筋ブランドから見る「取引トレンドの変遷」を公開し、ユーザーへの感謝の気持ちを込めて、抽選で8人に1人が購入金額の8%分が還元される「8日限定! ラクマ8周年記念キャンペーン」をスタートさせた。
6月までに2500万DL
「ラクマ」は、2012年7月に日本初のフリマアプリ「フリル」として誕生し、主に女性ユーザー を中心に拡大してきた。その後、18年に男性ユーザーが多かった「旧ラクマ」とサービス統合し、 現在の楽天「ラクマ」になっている。20年2月からは山崎賢人さんをイメージキャラクターに起用したCMを公開。さらに6月にはアプリのダウンロード数が2500万を突破した。
8年間の売れ筋ブランドランキングを振り返ってみると――。12年は1位が「INGNI」、2位が「LOWRYS FARM」、3位が「dazzlin」と、国内のレディースカジュアルブランドが上位に。15~17年は、スペインのファストファッションブランド「ZARA」がTOP3に入り、17年には「UNIQLO」が3位になるなど、フリマアプリの取引でもファストファッションブランドが台頭した。
ブランド1位はNIKE
18年からは、「NIKE」「Supreme」などのメンズストリート系ブランドの取引が急増。背景には「フリル」と「旧ラクマ」の統合で、男性ユーザーによる取引が増えたことに加え、ストリート系ファッションに対する注目が高まったことが影響していると考えられる。18年は1位「Supreme」、2位「NIKE」、19年は逆転して1位「NIKE」、2位「Supreme」 となった。
「ラクマ」の売れ筋ブランドランキングでは、さまざまなファッションブランドがランクインしているが、世の中のファッショントレンドの変化が「ラクマ」での取り引きにも反映されていることがよく分かる。
山梨県では「遊戯王」が1位?
20年上半期に都道府県別でどんなブランドが売れていたのか――。「ラクマ」の購入取引数データを基に、売れ筋ランキングTOP3としてまとめた結果、総合では 1位が「NIKE」、2位が「UNIQLO」、3位が「Supreme」となった。また、いくつかの都道府県では「ご当地ならでは」の人気ブランドがあることが分かった。
まず、山口県。1位は「UNIQLO」、2位は「GU」。県内に本社を構える(株)ファーストリテイリングが提供する2つのブランドだった。福島県は「機動戦士ガンダム」でおなじみの「BANDAI」が2位に。磐梯町と「バンダイ」の同音がゆかりで、同町の「道の駅」には(株)バンダイの商品が常設売場で販売されているという。
このほかにも、山梨県で「遊戯王」が1位、長野県で「MYPROTEIN」が2位、奈良県で「ジャニーズJr.」 が2位、「防弾少年団(BTS)」が3位にランクインしており、都道府県ごとにそれぞれの特徴がみられた。
12~20年のブランド別取引単価の推移から、著しく成長したブランドをまとめたところ、6ブランドが「国内発」だった。最も上昇したのは「Yohji Yamamoto」で、12年と20年を比較すると約35倍。2位の「HEAD PORTER(現RAMIDUS)」(約22倍)、3位の「NEIGHBORHOOD」(約20倍)も同様に、男性ユーザーを中心として幅広い世代の人気を集めている。
8万P山分けキャンぺも
『8日間限定! ラクマ8周年記念キャンペーン』は21日まで。エントリーの上、期間中に「ラクマ」で購入したユーザーの中から抽選で8人に1人に決済額の8%分の楽天ポイントをプレゼントする。加えて、Twitterでのキャンペーン情報のリツイート数に応じて、さらに8万円分の楽天ポイントを抽選で山分けする分けでプレゼントもある。
当選人数、進呈ポイントはリツイートキャンペーン終了時のリツイート数に応じて変動する。
・5000リツイート達成/800人(1人あたり100ポイント進呈)
・4999リツイート達成/80人(1人あたり1000ポイント進呈)
・999リツイート達成/8人(1人あたり10000ポイント進呈)
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