2022.01.17 コラム
CTAボタンとは?基礎知識と成果の出る文言/色/配置/デザインのコツ
CTA(=Call to Action)ボタンとは、Webサイトでユーザーにコンバージョンしてもらうためのクリックポイントのことを指します。LPにおける商品購入や資料請求といったコンバージョンボタンのことです。基礎知識と成果の出るデザインや文言、色、配置のコツをお伝えいたします。
CTAボタンの基礎知識
CTA(Call To Action)とは、Webサイトに訪れたユーザーに対して、行動を喚起させるためのテキストや画像(バナーやボタンも含みます)を示す用語です。
Webサイトを利用する多くのユーザーは、「悩みを解決したい」「商品を購入したい」など、さまざまな目的を持っています。
それらの目的を達成しやすいよう、分かりやすいデザインで装飾したリンクがCTAボタンです。
CTAはボタン型(「詳しくはコチラ」などのようにわかりやすくクリックできるようにデザインされた画像)で設置することで、ユーザーは「どの場所から目的にたどり着けるのか」直感的に把握することができ、サイト全体のユーザビリティが向上します。
また、適切な配置でCTAを設置することで、CV(コンバージョン=成約や成果の発生)率を改善することが可能です。
例えば、「商品の購入をするためにサイトを訪問した人」の場合、商品情報は既に把握しており、購入段階に進むと考えられます。
つまり、サイトにアクセスしてすぐ購入ページに移動できるCTAボタンを設置することで、高いCV率を達成することができる可能性があります。
一方、「商品情報を知るためにサイトを訪問した人」の場合、主な目的は商品情報を知ることと考えられます。
そのため、前半部分で商品情報を提供し、十分に検討できたタイミングでCTAボタンが見えるようにすれば、高いCV率を達成できるでしょう。
このように、CTAボタンを設置することは、CV率を改善するためにとても重要なことです。
成果の出るデザインとは?
CTAボタンは、コンテンツを構成するほかの要素よりも目立たせることで、成果率を高めることができます。
ユーザーは欲しい情報を探すために、ページを流し読みすることが多いです。そのため、一目で分かるデザインにする必要があります。
例えば、テキストや画像のサイズを調整し、CTAボタンが大きく見えるように設置する方法です。
特に目的が明白なサービスの場合、ヘッダーやファーストビュー(アクセスして最初に表示される部分)にCTAボタンを設置することで、CV率の改善を期待できます。
単純に目立てばいいという訳ではありません。しかし、あまりにもCTAボタンが視認されない場合は、目立つデザインや場所にすることで、高い効果を得ることができるでしょう。
CVに貢献する文言とは?
CTAボタンの効果を高める文言は、「結論が明白」「自然な言葉」「シンプル」の3点を意識することが大切です。
例えば、「こちらをクリック」と書かれたCTAボタンがあるとします。ボタンを押すことで何が起こるのか、直感的に把握することが難しいでしょう。
一方、「この商品を購入する」と書かれたCTAボタンの場合、ボタンを押すことでユーザーが得られる結果が明白です。
言葉も自然で誘導される印象もなく、抵抗なくアクションを起こせます。
「結論が明白」「自然な言葉」「シンプル」を意識したCTAボタンを作成することをおすすめします。
視認→アクション誘発にベストな色は?
CTAボタンのベストな色について、多くの研究や調査で議論されてきました。
一概に、どの色が最適であるかは言い表せませんが、「赤・オレンジ・青・緑」のボタンが、一部のサイトで効果を高めたとの報告があります。
特に、信号の色に使われている緑は、「進む」などのイメージが持たれやすく、クリック率が向上する、といった仮説が立てられています。
これらの配色は効果を高める可能性が高いですが、サイトのイメージに適していない色を無理やり使うのは、かえって効果を下げることもあります。
ABテストを活用して、効果を確かめることが大切です。
実際にCTAを作るには?
CTAを作成する場合、「社内のデザイナーに依頼する方法」と「専門の会社に発注する方法」の2種類があります。
社内で作成する方が費用も安くスピーディーですが、より成果や質を求める場合、専門の会社にCTAのデザインを依頼した方が確実です。
自社コンテンツに似た作成実績が多い企業なら、失敗する確率も低く、満足のいく結果を得られるでしょう。
しかし、現在はさまざまなWeb制作会社が存在しているため、どの会社が良いのか迷ってしまう方が多いです。
当サイトでは、CTAボタンやバナーのデザイン制作に関する資料も掲載しています。発注先企業を探している方はぜひご覧ください。
ここでは、サービス資料として掲載しているWeb制作会社の1つ、株式会社レジットが提供するサービス「イキツケ制作所」をご紹介します。
「イキツケ制作所」では、月額5万円からプロのデザイナーに依頼できるため、質の高いCTAも低コストで作成できます。
コミュニケーションは全て無料のチャットツールを利用するため、スムーズな話し合いが可能です。
また、デザインに関する知識だけでなく、ウェブ解析士の資格を保有しているので、より専門的なCTA作成を行えます。
「自社にデザイナーが在籍していない」「外部に発注したいがどこを利用すべきか迷っている」など、悩みや疑問を抱えている方は、イキツケ制作所の利用をおすすめします。
CTAボタンの成果を高める工夫とは?
CTAボタンの成果を高めるために、ABテストの実施が有効です。
ABテストとは、Webページやバナー広告を2パターン用意し、同じ割合でユーザーに表示して、どちらがより良い効果を出せるのか検証する手法のことをいいます。
▽参考記事
例えば、AパターンではCTAボタンを記事の上位に設置、Bパターンでは記事の最後にCTAボタンを設置します。
それぞれ一定期間表示し、クリック率が高かった場所を調べることで、どちらが効果的なCTAボタンであるか判断することができます。
ABテストはツールが無くても実施できますが、専門的なツールを活用することで、複雑なテストを行うことが可能です。
さまざまなツールがありますが、ここでは当サイトで掲載している「Butterfly」というABテストツールを例に上げて説明します。
「Butterfly」というツールは、HTMLなどの専門知識がない方でも簡単にテストページが作成できる特徴があります。
また、複数ページの同時テストを実施することができるため、多岐にわたるパターンを試すことが可能です。
この他にもABテストをサポートする機能が充実しているので、CTAボタンの成果を高めたい方は導入をおすすめします。
▽「Butterfly」の資料はコチラ
CTAボタンについてまとめ
CTAボタンを適切に設置することで、CV率やクリック率の改善を期待できます。
「今以上に資料請求を増やしたい」「商品購入まで進んでもらいたい」など、課題を抱えている企業は、CTA施策の実施検討をしましょう。
自社内で作成することも可能ですが、自社で対応できない場合は専門の会社に依頼するのも1つの手段です。
多種多様なサービスがあるので、それぞれの特徴を調べて選ぶことをおすすめします。
CTAボタン関連の記事
CTAボタンに関する情報が知りたい方は、当サイトで掲載している記事がおすすめです。
CTAボタンの導入事例なども見ることができるので、興味のある方は参考にしてください。
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