インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japan合同会社が6日発表した『働く女性の秋冬ファッションに関する調査』によると、7割以上が「秋冬の洋服は価格が高い」と思っているが、新しく買いたい人は8割に達し、コロナ禍でもファッションを楽しみたい女性が多いことが判明した。8月2~6日に全国の20~30代の500名に聞いた。
買いたいアイテム1位は「トップス」・2位「ボトムス」
まず、秋冬用の洋服の購入事情について。毎年、新しく買う(買う28.8%、どちらかというと買う38.2%)のは67.0%。コロナ禍で外出機会が減っている中、買いたいアイテムは「トップス」(66.2%)、「ボトムス」(47.0%)、「ワンピース」(37.8%)の順。4位の「アウター」に関して、いま持っている数は30.2%が「3着」、21.4%が「2着」、14.0%が「5着」だった。
新しく買う予定の人の予算は「1万円以上~2万円未満」(25.8%)が最多で、「5000円以上1万円未満」(22.5%)、「2万円以上3万円未満」(19.0%)と続いた。金額感は昨年と変わらないが、今年は昨年より洋服の購入を楽しんでいる人が多いことがうかがえたという。
「価格が高くて洋服購入を諦めた経験あり」が75%
購入する際に重視するポイントは、1位が「価格」(61.8%)で、2位は「デザイン」(59.4%)、3位は「色」(53.8%)。「価格」重視の中、74.8%が「高い」(とても思う12.4%、そう思う29.8%、どちらかというとそう思う32.6%)と回答。また、75.4%が、価格の高さが原因で洋服を買うことを諦めた経験があることも判明した。
「秋冬用」ではなく、毎年「秋用」の服を新しく買う人は56.0%。また、短い秋に何を着たらいいか悩んだ経験がある人は75.0%。正直、春と秋の服は兼用と答えた人は、「している」(22.2%)、「どちらかというとしている」(53.8%)を合わせて76%となった。
韓国トレンドを意識したことがある人の方が、購入意欲が高い傾向に
それでは、「ファッションを楽しめるのは春夏/秋冬のどちらか」には、「秋冬」(55.2%)が半数を超えて多数派に。秋冬用の洋服は、価格に不安要素が残るものの、自分の好きなアイテムを重ね着して、色々なオシャレを楽しめるからだと考えられる。
昨今のトレンドは「韓国」。意識したこと・気にしたことがある人は「とてもある」(7.6%)、「ある」(11.2%)、「どちらかというとある」(12.8%)だった。また、韓国のトレンドを意識したことがある人とそうでない人で比較すると、意識したことがある人の方がファッションへの購入意欲が高く、洋服にかける金額も高い傾向にあることが判明した。
韓国のトレンドを意識したことがある人の方が、洋服の予算が高い傾向に
韓国のトレンドを意識したことがある人のうち約9割が「買う」(48.7%)、「どちらかというと買う」(41.2%)と回答。一方、意識したことがない人のうち、「買う」(19.6%)、「どちらかというと買う」(36.8%)と回答したのは6割未満だった。秋冬のファッションで最も重視するポイントについて聞いた調査で、韓国のトレンドを意識したことがある人とそうでない人では、「価格」を重視する人の割合に大きく違いがあることも明らかになった。
実際に今年の秋冬用の洋服にかける予算について、韓国のトレンドを意識している人では、「2万円以上~3万円未満」(25.2%)に最も多くの票が集まった。意識したことがない人の中で最多は「1万円以上~2万円未満」(27.0%)。全体的に韓国のトレンドを意識したことがある人の方が洋服にかける予算が高い傾向にあることが分かった。
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