「2021年にヒットしたものは」――。ヤフー(株)が運営する「Yahoo!ショッピング」はこのほど、今年の『10大ヒット商品』を発表した。「自宅で使えるアイテム」は20年に引き続き人気。また、新しいトレンドや再ブームなど、今年ならではの売れ筋商品も生まれている。
「おうち時間の充実」関連グッズの売上が伸長
新型コロナウイルス感染症の拡大から、ほぼ2年。生活が大きく変わらざるを得なくなったこともあり、21年も「おうち時間の充実」に関わるグッズの売上伸長が特徴だ。1月1日~11月15日の該当カテゴリと商品の取扱高前年比からピックアップした。
今年ならではの売れ筋商品
■『VRヘッドセット』/「オキュラス Oculus Quest 2」~いま話題のVRを自宅で体験できるオールインワンヘッドセット。人気のゲームやライブ、映画などをVR映像ならではの迫力、臨場感で楽しめる。全身をフルに使ったエクササイズもVRならではの楽しみ方。
■『ウマ娘アニメDVD』/「『ウマ箱2』」第1コーナー」~今年は競馬をテーマにしたアプリゲームが大ヒット。そのアニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」のトレーナーズBOXも売れている。夢をかけて「トゥインクル・シリーズ」を走り続けるストーリー。
■『K-POP』/「BTS, THE BEST」~K-POP音楽カテゴリの取扱高前年比は630%。中でもBTSの勢いは加速の一途。17年からの日本でのシングル楽曲、アルバムの収録楽曲など、歴代のヒット曲を含む全23曲を収録したベストアルバムが6月に発売された。
■『エヴァ売れ』/「アスカ・ラングレーフィギュア」~1995年に放送された「新世紀エヴァンゲリオン」は、いまも高い人気。3月には「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の第4作が公開され、フィナーレを迎えた。フィギュア/プラモデル、アニメDVDなどエヴァ関連商品が売れた。
去年に比べてさらに売り上げがアップした商品
■『インスタントカメラ』(前年比1670%)/「富士フイルム 写ルンです」~スマホで撮った写真をすぐに確認できる今、現像に出すまでは確認できない「使い捨てフィルムカメラ」で撮った写真が「エモい」と話題に。人気の理由で圧倒的に多いのは「良い雰囲気に写る」という声。
■『ドライブレコーダー』(前年比190%)/「コムテック ドライブレコーダー」~2つのカメラで前と後ろを録画した映像は、本体の液晶画面とパソコンで確認できる。また、後方から接近する車両を検知してブザーで知らせたり、後続車接近録画データとして記録したりできる。
■『自転車』(前年比340%)/「ヤマハ電動自転車」~公共交通機関の利用を避けたり、運動不足の解消をしたりといった目的で、電動自動車やクロスバイク、折りたたみ自転車などの売れ行きが好調。特に「子ども乗せモデル」は、大容量バッテリーで人気。
■『プロジェクター』(前年比160%)/「popIn Aladdin 2」~壁や天井に投影するだけで、おうちが映画館に。一番の売れ筋「ポップインアラジン」は照明としても使える。天井に設置するので部屋のレイアウトを変える必要がない点もうれしいポイント。
■『メンズコスメ』(前年比200%)/「クワトロボタニコ」~マスク時間が長くなったり、オンライン会議で自分の顔を見る機会が増えたことで、肌のケアをするようになったという男性が増加。人気の「クワトロボタニコ」は、1本で美容液・乳液の役割をしてくれるオールインワンコスメ。
■『ポータブル電源』(前年比250%)/「EcoFlow ポータブル電源」~キャンプや車中泊などアウトドアで活躍。防災用品としての需要も高まっている。「EcoFlow」は、バッテリー残量がゼロから80%への充電で1時間以内、フル充電なら1.6時間で完了という速さも魅力。
この続きは、通販通信ECMO会員の方のみお読みいただけます。(登録無料)
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。