(株)アイスタイルは9日、2021年下半期および21年の美容トレンドを象徴するキーワードを『@cosmeベストコスメアワード2021 下半期トレンドキーワード&ベストトレンドキーワード』として発表した。年間のベストトレンドキーワードは『シカ』に決まった。
「マスク肌荒れ」の対策ができる成分として「シカ」に脚光
『シカ』は、上半期トレンドキーワードの「ノーファンデ」「美容と免疫力」「アイシャドゥパレット」とともに選ばれていた。抗炎症作用や鎮静作用を両立しているとして、数年前から話題を呼んでいた韓国発祥のツボクサ由来のスキンケア成分だ。肌悩みである「マスク肌荒れ」の対策ができるとして一気に脚光を浴びた。
特に、21年はディオールの『シカバーム』をはじめ、さまざまな有名ブランドからクリーム、シートマスクや化粧水など、バリエーション豊富な新アイテムが発売。手に取りやすくなったことで、さらに人気が加速した。
「マスク荒れを鎮静したくて購入した」などの声も
クチコミやアンケートでも、「マスク荒れを鎮静したくて購入した」「最初はネットでしか買えなかったが、近所のドラッグストアでも見かけるようになった」という声が目立った。ユーザーアンケートでも大きな支持を集め、21年を象徴するキーワードとして選出した。
アイテム例は、「@cosmeベストコスメアワード2021」のベストシートマスク1位となったVT COSMETICS『VT CICAデイリースージングマスク』(30枚入り、本体価格2420円)。乾燥して疲れた肌に素早く潤いチャ―ジしてくれるマスク。0.2mmの薄さのヌードシールシート。
下半期トレンドキーワードに『キープメイクコスメ』など
また、下半期トレンドキーワードには、『キープメイクコスメ』『金木犀/キンモクセイ』『クリーンビューティー』『機能性ハンドクリーム』を選んだ。
『キープメイクコスメ』は、マスク着用が続く中で、こすれや摩擦をカバーし、メイクを落ちにくくするアイテムが充実。19年6月に誕生し、フィックスミスト市場をけん引してきたコーセーコスメニエンスの『メイク キープ ミスト』シリーズも3月にリニューアル。マスク着用の常態化による化粧崩れを解消したいというニーズも加わり、通年使用のアイテムとして人気を集めた。
秋の花『金木犀』の香りのフレグランスやボディケアなどが、定番品だけでなく限定品を含めて発売数が増加した。店舗では専門のコーナーが展開されるなど、季節感が感じられる、甘くやさしい『金木犀』の香りのアイテムが注目を集めた。
コロナ禍でのハンドケア重視の流れから『ハンドクリーム』に再注目
SDGsへの関心の高まりを受け、『クリーンビューティー』を意識したアイテムの発売や、再生可能な容器にリニューアルするアイテム、リユースを意識したアイテムが登場。イヴ・サンローラン、ロクシタン、ランコムなどをはじめとした社会貢献や、世界中の女性の社会的&経済的向上をめざしてサポートを行うブランドの取り組みも注目を集めている。
コロナ禍でハンドケアを重視する流れを受け、『ハンドクリーム』が改めて注目され、クチコミ件数も増加した。香り付きのもの、紫外線防止効果のあるもの、除菌効果のあるものなど、『機能性を新たに加えたハンドクリーム』が登場した。
■『@cosmeベストコスメアワード2021ベストトレンドキーワード』
・PCサイト
https://www.cosme.net/bestcosme/archive/2021/beautytrend/
・スマートフォンサイト
https://s.cosme.net/bestcosme/archive/2021/beautytrend/
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