2024.11.07 行政情報
厚労省、4物質を指定薬物に 今月16日から施行…ネット通販など取り締まり強化
厚生労働省は11月6日、「指定薬物」として新たに4つの物質を指定する省令を公布した。今月16日に施行する。施行後はインターネット通販などを対象に、医薬品医療機器等法(薬機法)に基づく取り締まりを強化する方針だ。
MD-PiHP、MD-PHiP(東京都HPより)
▽関連記事
厚労省、「HHCPM」を含む14製品の販売・広告を禁止…広域禁止物品は合計58製品に
厚労省、「1T-LSD」を指定薬物に追加…ネット販売の取り締まりを強化
水際対策も強化
新たに指定されたのは、通称「ADB-5’Br-PINACA」、通称「Flunitazene」または「Fluonitazene」、通称「Metodesnitazene」または「Metazene」、通称「MD-PiHP」または「MD-PHiP」の4物質。
施行後は、4物質とこれらの物質を含む製品について、製造・輸入・販売・所持・使用が禁止される。違反すると、3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科せられる。業としての場合は、5年以下の懲役または500万円以下の罰金が適用される。
今回の4物質は海外でも流通していることから、同省は海外からの輸入を防止するため、水際対策を強化する。また、インターネット通販も含め、医薬品医療機器等法(薬機法)に基づく指導や取り締まりを強化する方針だ。
東京都、いち早く7日から製造・販売・所持など禁止へ
東京都も同日、今回の4物質について、都の条例に基づいて新たに知事指定薬物として指定し、告示した。今月7日から、製造・販売・所持などを禁止する。
都民に向けて、危険ドラッグは使用するとやめられなくなり、死亡例を含む健康被害や異常行動を引き起こす場合があるため、使用しないように呼びかけている。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
2024年プライムデー速報
-
2
越境ECウェブインバウンド白書2024
-
3
Amazonビッグセールで 売上を8倍までのばした 広告運用術
-
4
Amazon出品で売上最大化の実現を 目指すための基本施策とは?
-
5
【Amazon広告完全ガイド】しるし株式会社_ブランドオーナー様向け
ニュースランキング
-
1
厚労省、4物質を指定薬物に 今月16日から施行…ネット通販など取り締まり強化
-
2
【11月7日15時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
3
ネット通販の食事宅配でトラブル多発 「商品届かず代金を請求」…国民生活センターが注意喚起
-
4
アマゾン、2023年に日本へ1.3兆円以上を投資
-
5
ファンケル2Q、不採算店閉鎖や紅麹問題の影響で減収減益