2015.03.11 調査・統計
子どもと同居女性の54%、「注文をスマホで完結」を希望
日本生活協同組合連合会が10日発表した「宅配サービスに関する消費者実態調査2015」によると、子どもと同居する20~59歳の女性が宅配サービスを利用するきっかけは、4人に1人が「妊娠・出産」だった。
同調査は、宅配サービスの利用経験があり、子どもと同居している20~59歳の女性を対象としたモバイルリサーチ。有効サンプル数は1000人で、調査期間は2015年2月20日~24日。
宅配サービスを利用したきっかけは、「チラシ・パンフレット」(26.9%)がトップで、「妊娠・出産」(25.4%)、「近所のクチコミ」(15.7%)、「家族に勧められた」(13%)、「ママ友のクチコミ」(12%)と続いた。年代別では、20代が36%・30代が34.4%で「妊娠・出産」が最多となった。
宅配サービスがあってよかったと感じたシーンでは、トップが「子どもが小さい時」(55.6%)で、以下、「出産後」(41.5%)、「体調不良時」(32.2%)、「仕事が忙しい時」(31.1%)、「悪天候時」(30.9%)、「妊娠中」(29.4%)と続いた。就業状況別では、フルタイム勤務の人では過半数(56.5%)、パート・アルバイトの人では4割強(42.4%)が「仕事が忙しい時」と回答。宅配サービスが働くママの強い味方となっていることがわかった。
宅配サービスに「あったらいいな」と思うことでは、「注文をスマホアプリで完結できる」(53.9%)が最多で、以下、「過去の注文履歴(日付、商品、数量、金額など)が確認できる」(35.8%)、「画像などで、実際に届く商品をチェックできる」(33.9%)、「配達状況がリアルタイムで確認できる」(31.2%)、「料理のメニューに合わせて品 物を選んでくれる」(22.8%)、「自分に合ったおすすめ商品が表示される(リコメンド機能)」(19.2%)となった。
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