2016.05.12 ECモール
楽天は増収減益、モバイル比率57%・アプリ経由が110%増
楽天(株)が12日発表した2016年第1四半期(1~3月)決算は、売上収益が前年同期比13.5%増の1803億円、営業利益が同21%減の229億3400万円、四半期利益が同17.8%減の117億4900万円と、増収減益となった。
国内ECでは、楽天経済圏のオープン化戦略やスマートデバイス向けのサービスなどを強化し、増収となったが、販促活動の費用が拡大したことや、株式市況の悪化などの影響で減収となった。
インターネットサービスの売上収益は同16.3%増の1117億6000万円、セグメント損益は同20%減の152億2100万円となった。旅行予約サービスでは、国内旅行・レンタカー・インバウンドサービスなどが好調に推移した。国内ECは、売上収益が同8.3%増の712億3900万円、営業利益は同17.3%減の188億9100万円となった。スーパーポイントアッププログラムと中期的成長を見据えた投資により、減益となった。
楽天市場では、楽天スーパーポイントが、楽天カードの利用で4倍・楽天市場アプリの利用で5倍・楽天プレミアムカードの利用で6倍・楽天モバイルの利用で7倍、スーパーポイントアッププログラムを実施。新規・復活ユーザーが増加したほか、ライトユーザーの流通総額が増加した。 楽天市場は、モバイル経由の流通総額比率(モバイル比率)が57.6%となり、1年間で10ポイント上昇した。アプリ経由の流通総額は、同110.8%増と急増した。出店店舗は4万4876店となり、過去最高を記録した。楽天会員数は同11.9%増の8100万人。楽天市場での楽天カード決済比率は、46.4%に上昇した。
FinTech事業(インターネット金融)の売上収益は、同9.3%増の715億4400万円、セグメント利益は同1.5%減の156億6900万円となった。クレジット関連サービスでは、「楽天カード」会員の増加でショッピング取扱高が同21.4%増だった。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【EC事業者様向け】ECを最短で軌道に乗せる最新のソリューションとは?
-
2
2024年プライムデー速報
-
3
越境ECウェブインバウンド白書2024
-
4
EC売り上げを最大化するマルチチャネル商品戦略
-
5
ECでの商品購入に直結するデジタル広告の実態調査
ニュースランキング
-
1
大型キャンペーン「超PayPay祭」が12月2日スタート
-
2
【11月25日9時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
3
アマゾン、2020年~23年に静岡県へ総額55億円超を投資
-
4
Rcawaiiで「Happie nuts」復刊キャンペーン
-
5
Instagramの垢BANには兆候がある!凍結理由と対処法