(株)インターファクトリーは20日、同社が提供するクラウドECプラットフォーム「ebisumart(エビスマート)」が、(株)アラタナのフルフィルメントサービス「aratana gateway(アラタナゲートウェイ)」と接続したと発表した。
物流拠点「ゾゾベース」と連携し在庫一元管理も可能に
「アラタナゲートウェイ」は、自社ECと(株)スタートトゥデイの物流センター「ZOZOBASE(ゾゾベース)」を連携することで在庫の一元管理を実現し、EC運用に関連する業務が委託できるサービス。
エビスマートを導入するアパレルEC事業者は、自社ECサイトの構築にかかるコストと工数を最小限に抑えながら、ZOZOベースと連携することができるようになった。エビスマートを通じてアラタナゲートウェイと連携し、ZOZOTOWNの商品情報や在庫情報、出荷データなどの一元管理を行うことが可能となる。物流・撮影・採寸などの倉庫業務、マーケティングやコンタクトセンターといったECサイトの運用業務を、フルフィルメントサービスとして利用できる。
物流・撮影・採寸からコンタクトセンターまでフルフィル利用が可能に
エビスマートを導入するアパレルEC事業者にとっては、(1)「ZOZOTOWN在庫」との一元管理による販売ロス・在庫ロスの削減、(2)自社ECとZOZOTOWNの運営をアウトソースすることでEC担当者の業務負担を軽減、(3)ZOZOTOWNの販売データを活用し自社ECや実店舗へユーザーを誘導、といったメリットがある。
自社EC在庫とZOZOTOWN在庫を一元化することにより、ユーザーは商品をZOZOTOWNと自社ECのいずれでも購入ができるようになるため、機会損失を防ぎつつ、在庫ロスの発生を防ぐことができる。また、自社ECとZOZOTOWNの物流面およびカスタマーサポート面を統合することにより、ECに関するさまざまな業務をアウトソースすることが可能となる。商品閲覧傾向や購入者データが売上分析レポートとして提供されることで、自社ECや実店舗へユーザーの誘導や需要予測も行える。
導入第1号となった(株)メイウッドの女性アパレルブランド「BANNER BARRETT(バナーバレット)」の担当者は、「効率的な在庫運用や商品データ作成のスピード感などが実現できると考え、同サービスの導入を決定した。今後、よりブランドの特徴を出すことで客単価アップを目指し、EC全体の売上規模を拡大していきたい」とコメントを寄せている。
7月19日に都内でセミナーも開催
インターファクトリーでは7月19日に、新ソリューションを紹介するセミナーを東京国際フォーラムで開催する予定。PayPal Pte.Ltd.田坂佳子氏らを招き、「ペイパルの最新機能」「ZOZOTOWNを活用したファッションECの成功法則」「販売員オムニチャネルの仕組み」をテーマに講演を行う。
セミナーの概要は以下の通り。
◇テーマ:「アパレルEC事業者が今導入すべき3つのソリューション」
◇日程:7月19日14時~16時半(13時半から受付開始)
◇会場:東京国際フォーラム ガラス棟会議室4F・G404
◇定員:30人
◇参加費:無料
■新ソリューションに関するセミナー申し込み先
■ebisumart
■aratana
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